こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。
来週の31日に、『官僚との死闘七〇〇日』という本を出すんです。じつはこれが、いままでこのブログで「ヤバい人間学」と称してネタを小出しにしてきた本なんですよ。
著者は東京新聞論説委員の長谷川幸洋さん。この方はもともと経済部記者で、財務省の中に何人も親しい人がいる関係もあって、財政制度審議会や政府税調に必ずあるマスコミ枠の中にいた人でした。財務省からすれば、応援団に仕立てたかった人なのでした。
ところが、長谷川さんは、財務省を頂点とする官僚支配体制の非合理性や省益主義のすさまじさ、そのためなら何でもありの日本のエリートとは到底思えない無軌道ぶりに徐々に気づかされていきます。その渦中で出会ったのが、「官僚すべてを敵に回した男」高橋洋一さんでした。その後、長谷川さんは安倍晋三の側近から請われて、高橋さんとともに安倍総理を支える極秘チームを結成し、次々と重要政策を官邸に提言することになります。
それから今までの2年にわたる官僚との闘いを描いたのがこの本。じつは1年ほど前、安倍辞任で政権が崩壊した後、からまるはぜひ一連の経緯を本にまとめませんか、とお話ししたのですが、そのときはさすがにまだ生々しく、実名で出すのはムリとの返事でした。からまるは実名での執筆にこだわり、そのときは見送りになったのですが、福田政権になってしばらく経ったところで長谷川さんの覚悟が決まり、極秘スタッフだった自らの存在を明かし、今回の出版に至ったのです。
本にはおもに財務省幹部の実名が容赦なく登場します。この本が刊行される話は、先週にわかに霞が関を駆けめぐり、財務省の官僚から講談社「週刊現代」編集部に、「どんな本なのよ?」と探りの電話が入っているんだとか。
この本にまつわる様々なエピソードは、追々ここでご紹介しますね。

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