こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。
12月刊行予定のある本の著者の校正力の凄さに、からまるは唖然とする日々です。
先日、初校ゲラを校閲さんが見てくれて、微妙に数字がちがったり細かい疑問点がたくさんあったので、それを著者の方にお見せしたのです。で、返ってきた著者校を見て、驚いてしまいました。
校閲は、公的機関、たとえば政府や研究所などが文書やホームページで掲げているデータ、あるいは新聞社が発刊する年鑑といった資料を校正の基準にすることが多いわけで、それをもとに疑問点を掲げたのですが、その多くが間違っているというのです。
この著者の方は、数字を調査して発表する側にいらっしゃるので、そう言えるのですが、それにしても出版社にいる人間からいうと、活字になっているデータだからといってアテにならないとしたら、困ったことになってしまいます。まさか数字の確認のために一から調べ直すわけにもいきません。
以前、小和田元外務次官の記載が間違っているという例をあげて、ウィキペディアの不完全性について書きました。からまるは、すでにウィキペディアは参考資料以上には扱っていません。でもやっぱり活字人間だと、年鑑はまるごと信用してしまうんですね。悩ましい問題です。

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