こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。
本日午後、東京地検特捜部は、小沢一郎民主党代表の大久保公設第一秘書を政治資金規正法違反で起訴しました。これを受けて夕刊紙には「検察敗北 小沢続投」の見出しが躍りました。もし検察のターゲットが小沢代表本人であったなら、まさにこの見出し通りになってしまいます。政権交代が現実性を帯びている状況のこのタイミングで、なぜ秘書一人を逮捕したのか。その真相はどこにあるのでしょうか。
先週書いたように、秘書一人の立件にとどまったことで、予定通り『「特捜」崩壊 墜ちた最強捜査機関』(石塚健司・著)の校了作業を進めることになりました。
この原稿ができ上がったのは、ちょうど大久保秘書が逮捕された日であったことは前にも書きました。その頃は、講談社内では「地検特捜部がおかしい」という本書の告発はまるでリアリティがないかのように受け取られたものです。
それからたった3週間のあいだに、風向きが変わったようです。ちょうど裁判員制度を見据えた事件報道のあり方を報道各社が検討したり発表したりしている最中、検察の捜査内容をそのまま報道する姿勢に対しては、「なぜ検察の捜査に対する疑問が紙上に載らないのか」といった違和感が新聞の購読者に抱かれているとも聞きます。
この本が、検察に対する世論の変化に先鞭をつけることになるのではないかと、からまるは思っています。都心部の書店では4月10日に発売する予定です。

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