こんにちは。ビジネス出版部のからまるです。
あの神田昌典さんが、ある本でピーター・センゲさん他の共著『出現する未来』(原題は"Presence")を激賞していることをきっかけに、神田さんに推薦文を書いていただいて重版したことは、以前に書きましたね。昨年12月のことでした。
この新オビ本がたいへん書店さんに好評で注文が絶えないらしく、昨日、3刷が決まったんです。
よっしゃー!!ヽ(^。^)丿
初版刊行日が2006年5月29日ですから、刊行からおよそ3年での3刷なのです。こんなうれしい重版も、そうそうありません。
この本の編集作業をしていた頃が懐かしいですね。いろいろ悩みながらの編集だったのですが、中でも難問は、この"Presence"という原題をどう日本語に翻訳するかでした。
プレゼンス。辞書には「存在」と載っています。
でも、『存在』ではタイトルになりません(哲学書ならあり得るでしょうが)。
うーん、どうしよう、どうしよう。困ったときは人に聞こう!
ということで、一橋大学大学院に、この本の監訳を引き受けてくださった野中郁次郎さんのところに打ち合わせに行った折りに、お尋ねしてしまいました。
「プレゼンスって、何と訳せばいいのでしょう?」
すると答えは、
「この"Presence"は、"Pre"と""sense"("sence"ではなく)なんだよなあ」。
プレ・センス。なーるほど。無理矢理直訳すると、「感覚される前のもの」。
し、しかしこれではますますタイトルになりません(ー'`ー;)ますます悩むからまる。高遠裕子さんが訳してくれた文章を熱読していくうちに、これは、これから現れるであろうことをいち早く感得すること、という感じなのかもしれないということで、「出現する未来」というタイトルに至ったのでした。
この日本語がいいのかどうか、出した直後はちょっと自信なかったけれど、こうして3刷までなったのだから良しとしようかな、と思ってます。

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